早島町の鶴崎神社にイグサで造った干支の馬が奉納してあります。昔はこの地方はイグサの産地でイグサの豪商の民家がたくさんあります。私が子供のころは妹尾もイグサをたくさん作っていてイグサの事を{ゆ}と言って一番寒いこの時期に植え真夏の一番暑い時に刈り取りをします。このゆかりの時期にはたくさんのゆかり人夫の人が来ていました。このゆかりの労働は大変だったらしく短期間で済まさないといけなかったのか夜明け前から深夜まで作業していました。イグサが製品になるまでには大変な作業がありまずイグサを刈り取り染付けの為か粘土みたいな物を溶かした泥水につけ道路脇に縄を引きイグサを並べて乾燥させますがこれが又大変な作業で特にこの時期は夕立があったりするので雨に濡らすと商品価値がなくなるので天気を見ながらしますがこれが大変で天候が悪くなりそうだと大急ぎで片付けます。こんな事を真夏の炎天下で何日も続けるわけですから人夫さんの日当も高くなり人件費の安い中国に栽培を指導して今では日本のイグサの栽培はコストの問題でできませんが今日の新聞で早島町にイグサの栽培の研修に来ている若者がいて植え付けの写真が載っていましたがまだ商業ベースには難しいかも解りませんが早島のイグサで早島特産の製品ができる日が来るかも知れません