私は時々通り道で岡山のパンの老舗絹輪ベーカリーでパンを買います
パンは終戦後食料難の時代アメリカからの援助物資の小麦粉で私の住む小さな町にも何軒ものパン工場があり給食は地元のパン屋さんが作るコッペパンが毎日の常食でその日その日でのパンの出来具合やパン工場の違いで美味しかったり又反対に美味しくないような時もあったように思います。
でも戦後の食料難の時に私は小学生でしたが日本の子供のお腹を満たし栄養失調から救ったのもこのパンのお陰ではと思います。
その後私の町にも岡山の木村パンの販売所が出来地元の小規模のパン工場は無くなってゆきましたが私が就職した頃は喫茶店が全盛の時代で今では考えられないような素晴らしい喫茶店が岡山にはたくさんあり日本で一番喫茶店の多い町だと言われていました。その喫茶店で使われるトーストは絹輪のパンだと言われる位当時からこだわりのパンを作っていたのだと思いますがつい最近今も変わらず此のパン屋さんがある事に気ずき時々は買ってみますが大きな工場の大量生産のパンとは一味違うパンえのこだわりには何か心に響くようなものがあるように思います。
今日は食パンを買いましたが焼きたてのホカホカのパンはやはり美味しいです。