3月も下旬にもなると暖かくなり桜の便りもチラホラ聞こえて来て寒かった今年の冬からやっと解放される季節になりました。
今日も朝からお天気も良さそうなので久しぶりにタイカブのウエーブに125からBMWR100RSに乗り換えて一本松パーキングに行って見ましたが沢山のバイクが集まっていました。このパーキングエリアは何処からともなく近郊のバイク仲間が集まるようになり数十台から多い時には数百台ものバイクで駐車場を埋め尽くす位のバイクが集まります。
バイクもそうであるようにそれぞれの趣味趣向が違いそれぞれの価値観を持った人達でバイク談義で花が咲いているのだと思います。
50年も昔の旧車マニアや最新型のスーパーバイクやカスタマイズされた改造車その中でも一段と大きな爆音で走り去るアメリカ製の大型バイクなど色とりどりで岡山のバイクの聖地的な所となっています。
その中でも私が一番の興味深かったのは目黒製作所の単気筒500CCのゼットセブンで当時は白バイ等にも使われ欧州車の流れを引いた優雅なスタイルはとロングストロークの力強い排気音の大型のオートバイに乗る事は私の少年時代の夢でしたがオートバイの仕事をするようになってからは下取り車や修理などで入って来たのを良く乗っていましたが左ブレーキで戸惑う事もあったように思います。私の月給が7千円の時にメグロ500スタミナZ7は298.000でした。
日本車は右ブレーキが主流の時代このオートバイは英車の影響を受けていたので左ブレーキでしたその後このメーカーはカワサキに吸収されカワサキのブランドでW1が発売されましたがW1の原型はメグロ2気筒500ccのK1なのでこれも最初は左ブレーキでしたがW1SAから苦肉の策で右ブレーキに変更されています。